May 15, 2011

不動産の売却による失敗

私の50代の父は、不動産の売却で、人生に失敗したと言っても過言ではありません。 20年前に老後は家賃収入でゆっくりと生きるのが夢だった父。 4棟山のマンションの売却時の半分以下の値段でしか買い手がつかず、これ以上のローンの支払い継続が不可能だったため、その価格で販売したが、結局マンションは、手元にはないのにローンの残りが今も支払っています。家賃に住んでいるどころか、不動産の売却失敗のため、父は生活に困っている現実です。このような経験から、不動産や株式などに手を出さないようにしよう、と自分に言い聞かせるようにされています。
任意売却などをしなくても良いように住宅ローンの難しさ、人のために国家を、支援する仕組みができました。金融円滑化法に基づいたもので、住宅ローンの返済猶予なんです。ボーナスが減っボーナスの支払いが困難な場合、ボーナスの支払い分を停止し、その分、毎月の支払い額を増やすなど、任意売却などもあります。会社の業績が悪化したり、収入が減って、再返済期間延長する方法もあるんですよ。
 ◇非常時の電源に

 電動バイク「スカルピーナ」を借りた際、開発・販売会社のレスクは青緑色の四角い箱も併せて貸してくれた。「これはインバーターです」。コンセントが2組ついている。バイク用の直流電力を家電用の交流電力に変換する装置で、電動バイクのバッテリーにつなげば、屋外で電化製品を使いたいイベントや災害時の非常用電源として活用できるらしい。

【インバーターや充電スポットの写真も】

 試しにバッテリーにインバーターをつなぎ、携帯電話を充電してみた。フル充電してあるバッテリーなら大型冷蔵庫で約5時間、パソコンなら約6時間使える容量だという。キャンプに持っていけば、たき火やバーベキューコンロの火起こしをする手間をかけずにホットプレートなどの電気調理器具が使え、コンパクト冷蔵庫もつないでおける。

 千葉市の幕張メッセで開かれたデジタル家電の国際見本市「シーテックジャパン2011」(10月4〜8日)では、震災の影響もあって電気自動車を蓄電池として家庭に電力供給する仕組みが注目された。いざというときに電気はやっぱり必要なのである。レスクは「電動バイクとの互換性のあるインバーターは業界初なんです」とアピールしている。ただし、価格は40万円。キャンペーン中の今は、スカルピーナとセットで50万円。他社の同様のシステムを検索しても数十万〜数百万円するので、欲しいと思っても衝動買いはしにくい。

 ◇充電ステーションはどこ

 電動バイクはどの程度普及しているのだろうか。遠出はしなくとも、外出先で充電できるとありがたいから、充電ステーションの整備具合も気になる。

 電気自動車向けの充電ステーションは、インターネット上の地図で探せる。しかし、首都圏で電動バイクが充電できる場所は探せなかった。電気自動車の導入に熱心なさいたま市に聞くと、市内に1カ所だけバイクでも使える充電ステーションがあることがわかった。首都高大宮線の与野インター近くの総合住宅展示場「さいたまハウジングパーク」内だった。

 訪ねてみると、緑色のポスト形でコンセントが2台分ついており、片方は自家用車とおぼしきアイ・ミーブ(三菱自動車)が使っていた。空いている側のふたを開けると、(A)下駄の歯の形の100V用コンセント、(B)いわゆる平型(日産、トヨタ、三菱の新型の電気自動車用)200Vコンセント、(C)いわゆる丸型(三菱の旧型、富士重工の電気自動車用)200Vコンセント−−の3種がついていた。このうち(A)が電動バイクに使える。

 さいたま市は今年、公用車として電動バイク「EV−neo」(ホンダ)5台を導入した。8月には市内の新聞販売店3店舗に貸し出して朝刊配達時に乗ってもらい、静かさや走行性能など環境への影響を地元の芝浦工業大と合同で調査している。結果は来年2月にまとまる予定だ。調査結果には、市内の充電器地図に電動バイクが充電できるかどうかを追加記載してもらいたいものだが、どうだろうか。

 電動バイクは1993年に、東京都武蔵野市が自治体として全国で初めて導入した。観光地のレンタルバイクや信用金庫の営業車、商品の配達車両など、商用としては徐々にだが増えている。卵か鶏かの論議になるのだが、充電器が普及しているかどうかも、一般の人が電動バイクを購入する際の判断基準の一つではある。その点では、一部の観光地を除けば、残念ながら充電器が普及しているとは言えないのが現状だ。

 環境への取り組みが先進的で、充電ステーションがある埼玉県越谷市のショッピングセンター、イオンレイクタウンに出かけた。電気自動車の充電器の脇に、電動バイク用の黄色い充電ポストが並んでいた。立体駐車場棟のものを含めると、8ポスト16口が用意されている。

 管理しているバイク店e−CUBEを訪ねる。同店を運営する二輪輸入会社・栄秋の森健郎さんによると「3年前から充電器はあったが電動バイク自体が少なく利用頻度は多くない」。同社は電動バイク「イームービング」(キムコ)と「サンボーイ」(アディバ)の2種を販売している。

 試乗すると、「サンボーイ」は軽くて小回りが利き、自転車の少し上のお手軽車という位置づけになるだろうか。一方「イームービング」は安定感があるうえ、スロットルを回し続けずともスピードを固定化して走れる機能がついているため疲れにくそうだ。いずれもバッテリーは取り外しが可能で、駐車場にコンセントがなくても自室まで運んで充電できる。森さんは「イオンさんに入っている自転車店などでも扱ってもらえることになったので、販売網という点では期待できそうだ」と笑顔を見せた。

 ◇いつか“当たり前”に

 電動バイクは通信販売でも買えるが、現物を見たい人はどこで買ったらいいのだろうか。電化製品だからと秋葉原を歩いたが、見つけられたのは2店舗だけ。「郊外の系列店には展示してある」と言う店もあった。

 有楽町のビックカメラをのぞくと、自転車コーナーの奥に電動バイク「ミレット」(プロスタッフ)と「シード」(テラモータース)の2台が身を寄せ合っている。電動アシスト自転車との比較表もあるが、明らかに自転車の方が手軽だとわかる。担当の生魚達彦さんは「昨夏から電動バイクを置いていたが、震災以降、問い合わせは格段に増えた。今後、買ってくれる人も増えることを期待したい」と話した。

 家電量販店ノジマのうち電動バイクを販売している4店舗をはしごすると、いずれも数種陳列してあり「試乗できます」との表示もあった。「買うか検討したいのですが」と言うと、「機能はそれぞれお好みですが、メーカーによっては自宅に運んでくれるだけで扱い方の説明もないところもあります。お客様へのおすすめは、きちっと説明してくれるメーカーさんのものですね」。ただし、ナンバープレートの申請や自賠責保険などの手続きはすべて購入者がしなければならない。修理は店を経由してメーカーに依頼することになる。一方、バイク店で買えば、ナンバープレートの申請や自賠責保険の手続きなど、別料金はかかるが代行してくれる。

 ほとんどのバイク店は、商品をメーカーから買い上げて販売するシステムなのだそうだ。「売れるバイク」を店頭にそろえたいのは当然だろう。しかし消費者側からすれば、いろいろなメーカーのバイクがずらりと並んでいる中で比較して買いたい。大手メーカーだけ、輸入品だけ、1台だけ、などでは比較のしようもない。

 レスクの鈴木大介社長は「スカルピーナはインバーター込みで50万円。それをいかに納得して店に置いてもらえるか、量販店にもバイク店にも営業努力を続けているところなんです」。最先端の人しか持っていなかったスマートフォンがここにきて爆発したように、電動バイクもいつか“当たり前”になるのだろうか。


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